ビタミンE
ナッツ類や食用油の宣伝文句でよく見かけるようになったビタミンE。
若返りビタミンの異名があり、アンチエイジングに有益な栄養です。
通常では不足しにくいとされますが、過剰摂取には注意が必要です。
ビタミンE
ビタミンEとは
脂溶性ビタミンの1つで抗酸化作用を有します。
トコフェロールとトコトリエノールの各4種類計8種類の総称であり、別名若返りのビタミンと呼ばれます。
1日の摂取目安
通常の食事では過剰摂取にはなりませんが、サプリメントは注意が必要です。
- 成人男性で7mg(上限800mg)
- 成人女性で6.5mg(上限650mg)
主な食材の含有量
植物油や青魚、味噌などの大豆類、魚卵類、ナッツ類に豊富に含まれます。
100gあたりの含有量は以下の通りです。
- トウモロコシ油17mg
- 菜種油15mg
- サラダ油12.8mg
- オリーブオイル7.4mg
- アーモンド29mg
- 落花生10mg
- スジコ10mg
- イクラ9mg
- 干しエビ7mg
- 卵3.4mg
- 焼き海苔4.5mg
- 唐辛子30mg
- モロヘイヤ6.5mg
- 大根の葉5mg
- 粉末抹茶28mg
ビタミンEの働き
抗酸化作用
不飽和脂肪酸をはじめとした細胞を構成する組織の酸化を防ぐ働きを有します。
血管を若く保ちアンチエイジングが期待できます。
血栓予防効果
赤血球を柔らかくする働きにより血流改善、血栓予防が期待できます。
血栓は高血圧や脳梗塞、心筋梗塞の原因になります。
ビタミンKを減少させる
ビタミンKを減少させるため、血液の凝固や細胞、骨などの組織構成に関わります。
骨粗鬆症の要因として注目されています。
ビタミンKを逃さない・高める方法
ビタミンCの再生する働き
ビタミンEの抗酸化作用をビタミンCにより再生されることで、抗酸化作用を得ることができます。
食材の選び・保存・調理法
- 脂溶性ビタミンの性質を利用
- 酸化、劣化を避ける保管方法
- ミニ野菜の活用
加熱や紫外線により分解し酸化、劣化する性質があるため、暗所での空気に触れない保管を心がけましょう。
ミニ野菜は通常のサイズに比べて高栄養価を得ることができます。
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