*/バリューコマース */

認知症予防の最前線! 手と口(歯周病等)が大きなポイントに? 

2019年10月27日

「主治医が見つかる診療所」で紹介された認知症予防の最前線を紹介したいと思います。血管疾患予防、ガン予防と並んで注目度が高いものだと思います。職業柄認知症の方と接する機会がありますが、家族との距離が広がってしまう要因でもあります。解明されていない点は多いものの、研究が進んでいる分野もあることから都度情報収集していきたいところです。脳と口との関係は大きな関わりがあり注目されています。清潔に保つ、噛む習慣を作り上げていきたいところです。

目次

脳と親指(手)の深い関わり

親指を多く使用する。

認知症は行動する意欲が低下することが一つの要因とされています。認知症予備軍の方は小銭が貯まっていく傾向にあるなどが有名です。認知症対策として親指を使用することが全身の血流の改善し脳の活性化につながるとのことです。ペンフィールドのホムンクルスの絵では体の各部分に対して脳が対応している領域をわかりやすく表しているものですが、手は他の部位に対して圧倒的に大きいことからも脳と手の関わりが非常に大きいとされています。また、下記に綴りますが、口も大きく表現されていることから、美味なものをしっかり摂取することや噛む動作が脳にとっては有効とされています。

親指を使用したリズム体操

  • 親指タッピング(親指と他の指をくっつける)
  • ピンピン刺激法(右手の指と左手の指を対応させる)
  • 一人じゃんけん(右手でグーチョキパーを繰り返すのに対して左手は負け続けるまたは勝ち続けるといったことを素早く繰り返す)

脳と歯周病の深い関わり

歯周病が大きなリスクに

歯周病とは歯と歯茎の間に菌が繁殖することにより炎症が起きる病気です。歯周病が毒素を生成し血管を流れ脳に溜まることにより認知症のリスク高まることが注目されています。あるマウス実験では歯周病を有するマウスのアミロイドβ(脳のゴミ)が1.4倍に増えていた実験が報告されています。また、歯周病による歯が失われることも要因となります。認知症と歯の関係性も指摘されており、歯が少ないほど脳への刺激が減少することによる認知症リスクが高まる報告もあるそうです。歯周病は糖尿病発症のリスクを高めるとされますが、糖尿病はアルツハイマー型認知症発症リスクを2倍に高めるとされることからも、口内環境を整える重要性がわかります。また脳梗塞リスクが2.8倍、心筋梗塞リスクが1.9倍に高まるとされています。

歯周病を予防する

  • 両手磨き(片方の手で磨いたのちにもう片方で磨く)
  • 舌グルグル

利き手を使用する機会を設けることで角度の変化などから脳トレにつながり活性化につながります。舌を意識的に動かすことにより唾液が生成されることにより浄化液の役割を担い、歯周病リスクだけではなく誤嚥性肺炎リスクも軽減できます。