「ナミヤ雑貨店の奇蹟」紹介編
ナミヤ雑貨店の奇蹟
小説・エッセイ、文庫週間ランキング(楽天ブックス.9月18日〜9月24日)に2冠を達成したこと、映画化され話題となっていたことから、手に取りました。映画化するにあたって、この壮大なストーリーをどのように表現するのか非常に興味が湧きました。映画前に原作をチェックするか、先に映画を観るか、迷うところですね。(^^;)映画だけでなく、原作もチェックしていただけるよう紹介ができたらと思います。
作家紹介
作家名:東野圭吾
生 誕:1958年2月4日
出 身:大阪府大阪市
代表作:容疑者Xの献身、「マスカレード」シリーズ
その他:日本を代表するミステリー作家であり、一度は耳にしたことがある、作品をいくつも執筆されています。私自身、ミステリー小説はあまり読んでませんが、機会を見つけて記事にできればと思います。「マスカレード・ナイト」が9月15日に発売され、人気を博しています。
本書紹介
悪事を働いていた3人の若者がナミヤ雑貨店で手紙にて過去と繋がり、やりとりを行なっていく中で、様々な境遇の人の思いや、人の繋がりに触れる。そんな彼らが最後に決意する姿には、初心を思い出させてくれます。身近な人との繋がりがいかに大切で貴重な時間であることを、現在と過去の視点から描かれる物語から再認識することができました。それが、もしかしたら、自分にとっての「ナミヤ雑貨店の奇蹟」だったかもしれません。奇蹟を皆さんにも体感していただけたら幸いです。
本書冒頭紹介
あばらやに行こう。といいだしたのは翔太だった。手頃なあばらやがあるんだ、と。「何だよ、それ。手頃なあばらやって」敦也は、小柄なうえに、顔にまだ少年っぽさをの残る翔太を見下ろした。
裏面あらすじ
悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?
3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが・・・・。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある育児養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?
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