ミニ野菜の高栄養価でアンチエイジング
独り身の生活で厄介なのが食材選びです。安くても量が多すぎては新鮮な状態で食べきることが難しいです。そんな時に有効なのがミニ野菜。調理しやすく、栄養価が高いため、独り身の私にとって心強い存在になります。若干値段は張るものが多いですが、栄養価が高いことを考えると採用してみるのは良いかもしれません。今回は、「今でしょ!講座」で紹介されたものをベースに取り上げますが、以前に紹介した栄養素がミニ食材には多く含まれます。栄養素を理解し食習慣をより良いものにしていきましょう!
ミニ野菜
彩りや飾りの一つとして扱われがちなミニ野菜ですが、多くのもので高い栄養価が期待されることから注目されています。高い栄養価の理由として、成長期の段階で動物や紫外線から守る作用として苦味成分や抗酸化物質を高めることで対抗しているからだと考えられます。
リコピンが2.5倍のミニトマト
- 皮に栄養価が高い
- 抗酸化作用による動脈硬化予防
- アンチエイジング効果
- 加熱料理で栄養価アップ
トマトと同じ分量のミニトマトを食べるとリコピンが約2.5倍多く含まれます。リコピンは皮に多く含まれ、質量あたりの表面積が大きいミニトマトを食べることで、より効果的に摂取することができます。細胞を壊す調理をすることで吸収率を高めることができるため、加熱料理が有効とされます。リコピンは抗酸化作用による動脈硬化を軽減やアンチエイジング効果が期待されます。
芽キャベツはビタミンの宝庫
- 芯に栄養価が高い
- ビタミンAが14倍
- ビタミンCが4倍
- ビタミンEが6倍
- ビタミンによる胃の活性化
キャベツと同じ分量の芽キャベツを食べた場合、ビタミンCが約4倍含まれ、ビタミンAが約14倍含まれ胃の粘膜の保護に、ビタミンEが約6倍含まれ胃の細胞膜の酸化防止などに寄与します。ビタミンACEは胃を守る重要な栄養価とされます。害虫に対抗する働きから芯に豊富な栄養が含まれます。芽キャベツは芯が大きいため、高い栄養価になります。ビタミンCの1日の摂取目安量100mgをキャベツならば1/4食べる必要がありますが、芽キャベツなら5個程度で補うことができます。
豆苗で丈夫な骨作り
- 豆苗が成長しサヤエンドウに
- ビタミンAが5倍
- ビタミンEが3.5倍
- ビタミンKが6倍
- βカロテンが5.5倍
豆苗は成長することでサヤエンドウに、さらに成長しグリンピースになります。サヤエンドウと同じ分量の豆苗を食べた場合、ビタミンKが約6倍、ビタミンAが約5倍、ビタミンEが約3.5倍、βカロテンが約5.5倍含まれるとされます。
丈夫な骨を作るのに打ってつけ
豆苗に豊富に含まれるビタミンKはカルシウムとコラーゲンの吸収を高める働きがあります。骨の3分の2がカルシウム、残り位の3分の1がコラーゲンとされます。チーズや鶏肉などカルシウムやコラーゲンを豊富な食材と組み合わせることで丈夫な骨作りに寄与します。
健康寿命と丈夫な骨や筋肉は度々大きく関わっていることを紹介しています。転倒などによる骨折は寝たきりや意欲低下などで一気に寿命を縮めるリスクが伴うことから介護現場でも最優先課題として転倒阻止に取り組んでいます。
ブロッコリースプライト
花粉症の原因と考えられるヒスタミンの抑制や免疫力強化としてスルフォラファンが注目されています。ブロッコリーに比べて効果が約8倍とも言われます。
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