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健康診断から「肝臓機能」を確認

2020年3月12日

肝臓・ホルモン

「脂肪肝」は最近話題に上ることが増えた症状の一つです。

肝臓は生命活動に不可欠な働きを担っている一方で、肝臓の機能低下がわかりにくい臓器ともされます。

健康診断の結果を正しく理解しつつ、生活習慣を整える意識が重要です。

目次

肝臓

肝臓の働き

500以上に上る働きを担っており、中でも栄養を分解・合成する代謝の働きは必要不可欠です。

  • 胆汁の分泌
  • 糖の代謝(グルコーゲンとして貯蔵し、血中グルコースの一定化)
  • 脂質を代謝
  • コレステロール(ホルモン)の合成
  • アミノ酸の代謝
  • アンモニアの尿素化
  • アルコール代謝
  • 鉄、ビタミンA吸収

肝臓疾患

肝臓には神経がなく痛みがないまま、症状が進行していきます。

多くの生命機能に関わっていることから、普段から健康診断の結果を確認しながら、生活習慣を整えることが重要になります。

脂肪肝

肝臓に中性脂肪やコレステロールが溜まった状態を指し、肝臓に負担がかかり機能低下や肝硬変、肝臓ガンの原因になります。

生活習慣の鏡

肝臓の機能は多岐に渡り、生活習慣の鏡であり、肥満、運動不足、飲酒、喫煙、ダイエットなどが大きな要因になります。

様々な栄養が関わりますが、肥満との関わりが大きい「脂質」「糖質」の関わりは注意したいところです。

肝臓機能低下を早期発見する

チェック

肝臓機能チェック

下記チェックポイントに3個以上で要注意、5個以上で要診察。

  • 寝る前2時間以内に食事をとることが多い
  • 糖分の入った飲み物を毎日のように飲む
  • 果物を毎日のようにとる
  • 週に3回以上外食をする
  • 歩ける近場でも車を使う
  • 食事や睡眠時間が不規則
  • いびきをかいていると言われる

ALT(アラニンアミノトランスフィラーゼ)

肝臓細胞に存在し、タンパク質からアミノ酸を作り出す酵素です。

正常値は30U/L以下であり、肝臓状況変化を如実に示します。

AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)

肝臓細胞以外、心臓や腎臓、筋肉、赤血球に含まれる酵素でタンパク質からアミノ酸を作り出す酵素役です。

正常値は30U/L以下であり、血液中に流出することにより高い値を示します。

AST<ALTの場合、脂肪肝リスク高いとされます。

Γ-GTP

肝臓や腎臓、膵臓、小腸などに存在する酵素でアルコールや薬剤の無害化する働きのグルタチオンを助けます。

飲酒や脂肪肝、胆石により高値を示します。

基準値は55U/L以下です。

ALP(アルカリフォスファターゼ)

肝臓や胆道、骨、小腸、腎臓などに含まれる酵素で、普段は胆汁とともに排出されますが、肝臓が障害が生じると値が高くなります。

基準値は340U/L未満です。

アルブミン

タンパク質の1つで、肝臓で作られ、血管の水分量の調整、脂肪酸やホルモンの運搬などを担っています。

健康診断項目に血清アルブミン(正常値は4.0以上)という項目があり、肝機能の状態を確認目安になります。

血清と呼ばれる凝固した血液中で分離した際の淡黄色部分を血漿といい、血漿タンパクのうち65%をアルブミンが、残りがグリブリンが占めています。

その他にも「アルブミン/グロブリン比」(正常値は1.1~2.0)とう健康診断項目があります。

総蛋白

血清タンパク質の総称を指し、タンパク質を作り出す肝臓や、再吸収する腎臓の状態、栄養状態を確認する要素になります。

基準値は6.5〜8.0g/dです。

総ビリルビン

寿命が尽きた赤血球が肝臓で破壊される時に作られる色素で、胆汁色素とも呼ばれます。

機能が低下することが黄疸に繋がります。

基準値は1.1mg/dl以下です。