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健康診断から「腎臓機能」を確認

2020年3月11日

腎臓 濾過

近年患者数が右肩上がりの症状がCKD(慢性腎不全)があります。

大病因子である高血圧との関わりが深く、慢性的な機能低下が腎臓機能を失い、透析状態、最悪の場合、血管疾患に直結します。

生活習慣との関わりが深い症状であり、生活習慣を見直すことにが腎機能を維持すること繋がり、健康寿命を伸ばすことに大きく貢献する可能性があります。

腎臓疾患の要因に対して問いかけ対策していきましょう。

 

目次

腎臓とは

心臓から送り出される血液の4分の1が腎臓に流れ込まれ、血液の水分、塩分、ミネラルなどを含む老廃物を排出する働きを担います。

糸球体とボーマン嚢からなる腎小体にて、99%が再吸収され、残りが排尿となります。

血液中のナトリウム濃度を0.9%程度に維持し細胞の活動を維持するように働いています。

 

腎機能低下の影響

  • 体のだるみ
  • 疲れが取れない
  • 手足のむくみ
  • 息切れ
  • 貧血
  • 老廃物の滞留
  • 高血圧
  • ビタミンDの吸収低下
  • ミネラル凝縮化

IgA腎症

日本人の1300万人が罹患しているとされ、IgAという体を守る免疫物質の1つで免疫グロブミンAが腎臓内で炎症を発生し腎機能を低下させることによる腎障害を伴います。

3割が自覚症状がないとされますが、尿検査で70%以上が確認されます。

初期症状として血尿が挙げられ、進行によりタンパク尿などに発展します。

完治方法がなく難病指定されていますが、風邪や扁桃炎が常在菌を活性化が要因と考えられています。

副腎皮質のステロイドや扁桃摘出手術、血圧コントロールなどにより症状を和らげることが期待されます。

DKD(糖尿病性腎臓病)

毎年16000人もの方の透析治療の要因となるのが、慢性的な血糖値の上昇、腎小体内の細い血管の劣化によりろ過機能が低下する「DKD」です。

腎臓機能を確認する指標の1つで血液中タンパク質の1つアルブミンを確認する項目がありますが、DKDではアルブミンの値がプラスになる前にも進行するとされ、アルブミンでは初期発見が困難となります。

栄養不足

赤血球不足による貧血

腎臓は赤血球をつくる指令を出すホルモンのエリスロポエチン生成に関わっており、機能低下が貧血などに繋がります。

軽視されがちな貧血は全身の機能に影響します。

 

ビタミンDの不活性化

日光浴などでも得ることができるビタミンDは、筋肉合成やガンとの関わりで注目されています。

 

ミネラルの濃縮が突然死に繋がる

ミネラル分を十分に排出することができず、高マグネシウム血症や高カリウム血症に陥ることで、心疾患などの重篤な症状に繋がります。

 

腎機能低下を早期発見する

チェック

  • 尿タンパク値(マイナスで正常)
  • 血尿
  • 高血圧
  • クレアチニン値(血液検査)
  • eGFR(血液検査)
  • 尿素窒素(血液検査)

通常では、余分な水分や塩分を取り除き、赤血球やタンパクを利用するため、排尿には含まれません。

タンパクが含まれると尿の泡立ちが目立つとされます。

クレアチニン

血中濃度と排尿の濃度を検査し腎臓機能を確認する指標に用いられます。

筋肉へのエネルギー供給源のクレアチンリン酸の代謝産物であり、糸球体でろ過され尿として排出されます。

血液検査のクレアチニン値が正常範囲であっても上昇傾向である場合は留意する必要があります。

血清クレアチニン正常値

  • 男性0.6〜1.2mg/dl
  • 女性0.4〜1.0mg/dl

尿中クレアチニン正常値

  • 男性20〜26mg/kg/日
  • 女性14〜20mg/kg/日

eGFR

血液検査項目の1つで腎臓の糸球体の1分間でのろ過機能を示しており、健康体の方は100、60未満で、アルブミンが正常であっても「DKD」を疑う必要があります。

クレアチニンは年齢や性差により、検査精度がブレやすいため、年齢と性別で補正して値を算出する項目として誕生しました。

血中尿素窒素(BUN)

血液検査項目の1つで、尿素窒素は、タンパク質が利用された後にできる老廃物であり、腎臓の糸球体でろ過され尿中に排泄されますが、腎機能が低下するとろ過しきれずに血液中に溜まるため、血液中の尿素窒素の値が高くなります。

血中尿素窒素の正常値は20mg/dl以下です。

 

腎機能を若く保つ方法

食事

腎臓機能低下の要因

  • 高血圧
  • 肥満
  • 塩分含むミネラルの過剰摂取
  • 運動不足
  • ビタミンCの過剰摂取
  • タンパク質
  • 糖尿病
  • 喫煙

理想的な体の目安

暴飲暴食や、運動、睡眠不足、喫煙などがリスクを高めるため以下を目安に取り組むことが重要です。

  • 血糖値HbA1cが7%未満
  • 血圧130/80mmHg未満
  • LDLコレステロール120mg/dl未満
  • HDLコレステロール40mg/dl以上
  • 中性脂肪150mg/dl未満
  • BMI22

塩分制限

塩分の排出、塩分の取りすぎによる高血圧により腎臓に大きく影響を及ぼすことから1日あたり3〜6g程度目安に減塩する必要があります。

 

タンパク質制限

腎臓でタンパク質が処理されるため、標準タンパク質の半分程度に減らすことが重要です。

白米は100gあたり2g程度含まれますが、低タンパク白米の場合、20分の1程度に減らすことができます。

ただし、筋肉量の減少や、エネルギー不足には注意が必要です。

糖質制限

 

 

ビタミンCのダブルの影響

ビタミンCがシュウ酸になり、腎臓でカルシウムと結合し腎臓結石になり、腎臓疾患に発展するだけでなく、鉄分などのミネラルの吸収を高め、血中ミネラル濃度を濃縮に繋がり、心疾患などの突然死のリスクを高めます。