免疫機能を高めて感染症に対抗する5つの方法
2020年2月24日
新型コロナウイルスが猛威を振るっているなかで、注目されているのがマスクや手洗いなどですが、それら以上に重要となるのが免疫機能を高く保つことです。
手軽にできるものが多いことから、他人事と考えるのではなく、少し意識してみるだけで、感染症を予防できる可能性を高めることができます。
目次
免疫機能を高める5つの方法
唾液の分泌が免疫機能を高める
早口言葉で唾液腺を刺激することにより唾液の分泌を活性化することができ免疫力を高めることに繋がります。
駄菓子の都こんぶはかみごたえがある上に旨み成分が豊富にあるために唾液の分泌を高めることが期待できます。
土壌菌は腸内細菌の中で最も注目を浴びている菌の一つ
免疫細胞の70%が腸内で作られるとされることからも腸内環境を整えることが重要です。
発酵食品に豊富に含まれる乳酸菌、納豆菌、麹菌などを積極的に摂取するだけではなく、ごぼうやジャガイモの皮部分に豊富な土壌菌は最近注目を浴びている日和見菌の1つです。
土壌菌がタンパク質、デンプン、油脂、セルロースの分解に関わっているのではないかと考えられており、アミノ酸、ミネラル、ビタミンなどの合成を担っている可能性があるということです。
いわゆる植物の根が土からエネルギーを吸収して成長する作用が腸内で行われているといったイメージです。
血流を改善し免疫機能を高める
ホットヨガや温冷交代浴、筋トレなどを実施することにより全身の血流を改善し免疫力を高めることができます。
温冷交代浴とは
- 40℃の浴槽に2〜3分入浴
- 30℃のシャワーに1分浴びる
- 1.2を3セット行う
血管の拡張と収縮を繰り返すことにより全身の血流を改善する効果が期待されます。
筋トレの効用は免疫機能向上だけにとどまらない
イソチオシアネートは免疫機能に大きく関わる
大根おろしに豊富に含まれるイソチオシアネートは血管の脂肪を分解し動脈硬化を予防が期待されます。
殺菌作用や唾液や胃液の分泌促進も期待できます。
研究報告の一つに、イソチオシアネートを多く摂取する人が少ない人に比べて死亡リスクが10%程度軽減するというものがあります。
以前に紹介した薬味は免疫機能を高めるものが多くあります。
美味しい大根の見極め方
まっすぐな大根は成長過程でストレスを受けていない証拠ですが、部位ごとに使い分けることで存分に味わうことができます。
辛味成分にはイソチオシアネートが豊富に含まれており、大根おろしが目的であれば大根の下部を購入することが有効です。
- 上部:最も甘くサラダなどの生食に最適
- 中間部:甘味と辛味がありおでんやブリ大根などに最適
- 下部:辛味が強く味噌汁や漬け物に最適
まとめ
感染症予防の大前提はやはり、規則正しい生活に限ります。
食事の一品から、行動の1つから意識して変えてみることが重要になります。
目先のマスクやら消毒液やらに捉われすぎるのではなく、自己免疫を高めることが最も優先すべきことです。
睡眠、食事、運動、感染症予防対策様々な視点から取り組んでいきましょう!
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